私は数次に分けて歩き旅で日本縦断をしている最中です。現在二次遠征が終わりました。
一次遠征が安曇野から糸魚川経由で竜飛崎までの120万歩超840kmほど、二次遠征が糸魚川から出雲大社の115万歩800kmほどです。
一次遠征はインナーソールに気を使わず足裏のマメや足回りや脚回りの筋肉痛で過酷な旅にしてしまい、二次遠征は中敷に衝撃吸収の優れたスーパー◯ィート ◯レンジを敷いて800kmを歩きました。
最初はほとんど気にならない微妙な違和感が数百km歩いたあたりで、中敷のアーチを支える台座部分が自分のアーチと微妙に合わず鈍痛となり、遠征後帰宅したあたりで足底筋を痛めていたことがはっきりしました。どんな優れた機能がある靴や中敷でも自分の足裏やアーチの形状にあっていなければ、機能の意味がなくなります。
各自の足裏やアーチの形状は千差万別ですから、オーダーメイドのインナーソールでない限り、一定の柔軟性と、悪くいうと「ヘタリ」性よく言うと足形への順応性(塑性変形性)を持って、足裏への衝撃を吸収してくれるインナーソールを探しました。
日本人の足型で作られた登山靴メーカーのインナーソール2点(モンベ◯、SI◯IO)とm-1(0.6)を毎日の5kmほどのウォーキングで2ヶ月履き比べています。
m-1の衝撃吸収力は他と比べ優秀です。踵のホールド感はまずまずで、前述二つの機能もバランスが良いと感じています。次の遠征ではm-1を中敷に800kmを歩く予定です。ただし、拇指球から足の指辺りのグリップ力を吸収してしまう感じがあり、速歩の時に無駄な力が必要な感触が微妙にあります。現在はm-1の下に硬いウールの薄い中敷を入れて履いています。長い距離を履くうちに「ヘタリ」が入りちょうどよいグリップになるのではないかと期待しています。約1ヶ月の歩き旅で足裏にかかる衝撃を吸収して足底筋、アーチ、足や脚周りの筋肉を守ってくれるならば四.五千円はかなり安い物だと思います。
三次遠征でm-1が私に合うかどうかがハッキリ分かると思います。仕事の都合で三次遠征は今年はできません。遠征後またレビューしたいと思います。